2009年6月26日金曜日

Compact Disc

久しぶりにCDという状態で楽曲を購入しました。

最近はもっぱら、データをダウンロードしてしまう。

面倒くさがりな私です。

もしくは、友人からCDを借りていました。

面倒くさがりな私です。


久しぶりにCDを買ってみて、やっぱりCDにはCDの良さがありますね。

ブックレットもこだわって作ってる作品は、ブックレットも含めてひとつの作品となっている感じがします。


便利な時代だからこそ、あえて面倒だと思うことをやってみる。

すると、思いがけない発見があったりします。

と言う私は、ネットショッピングでCDを買ったわけですが…

「三文ゴシップ」(椎名林檎)
体に音楽が沁み込んでいくようでした。



「魂のゆくえ」(くるり)
やさしい気持ちになります。



「E.N.D」(Black Eyed Peas)
イカしてます。少し作風が変わったような気がします。

2009年6月24日水曜日

Shena Ringoさん

久しぶりに椎名林檎さんの楽曲を聴いた。

林檎さんの音楽との出会いは、確か僕が高校生ぐらいだったはず。

女性の歌声があまり好きではなく、ロック小僧だった僕にとって彼女の音楽は衝撃だった。

それ以来彼女が大好きになったわけであります。

今でも女性音楽家で好きだと言えるのは、彼女ぐらいだと思います。


久しぶりに聞いてみても、彼女の世界観は色あせる事はない。


最近はYou Tubeという便利なサイトがあるので、彼女のPVやライブ、インタビュー映像なんかを拝借した。

あいかわらずの独特の世界観。

むしろデビュー10周年を迎えて、ますます深いところに到達している感じがします。


そんな椎名林檎さんの4thアルバムが今日発売だったようです。

この機会に購入してみようと思います。

2009年6月20日土曜日

Book 8



「1Q84」(村上春樹 著)


真実とは何なのか。

偽りとは何なのか。

現実とは?

終わりのない自問自答。

今生きている世界だって、真実かどうかは分からない。

でも、僕は今、「この世界」に、生きている。

その事実は揺るがない。


久しぶりに小説を読んだ。

最近は建築かデザインに関するものばかり読んでいた。

小説を読むことと、何かをイメージし、創造することは、何か共通するところがあるように思う。

この本を読んで、何となく心が宙に浮かんでいくような感覚になった。

何か今まで押さえつけていたものが、外れかけているような気がする。

2009年6月18日木曜日

お願い

サッカーのW杯アジア最終予選が終わりました。

最終戦となったオーストラリア戦も1-2で負けてしまいました。


お願いです。

もっとシュート打って下さい。


日本代表の目指すサッカーがパスを主体にしたものだということは、充分理解しています。

それ自体は悪いことではない。

むしろ、究めれば、バルセロナのような素晴らしいパスサッカーになるかもしれない。


でも、誰が見てもシュートを打てる場面に打たない。

シュートよりもパスを優先する選手が多すぎる。

これでは点は入らない。


ドリブルで挑んでいく選手もあまりにも少なすぎる。

サイドでボールを持ったら、クロスを放り込むしか選択肢はないのか?

相手は長身のDFばかり。

CK、FKも同じ。

俊輔、遠藤の抜けたメンバーでは、精度が悪すぎてパスサッカーは成立していない。



最終予選を通して、お世辞にも楽しい試合、期待の持てる試合はなかった。

ワールドカップまであと1年。

現状ではベスト4は相当厳しい。


でも何が起こるか分からないのがサッカーだ。

ベスト4どころか、優勝する可能性もゼロではない。

その可能性を1%でも増やす事が、この1年で出来るかどうか。

マグレでベスト4、優勝はない。

韓国が2002年にベスト4入りしたのもマグレではない。

1日1日の積み重ねの結果である。





2009年6月15日月曜日

Book 7

「白」(原 研哉 著)


僕は原研哉さんのデザインが好きです。

シンプルなデザインが流行り、白を基調としたものが多い現代。

そんな中でも、原さんのデザインに何故か魅かれる自分がいました。

この本を読んで、それが何故だったのか少しだけわかりました。

原さんの「白」に対する考え方。

その考え方は、間違えなく作品にも反映されています。

ただの白と、空白を持ち合わせる「白」。


僕もそんな「白」を扱えるようになりたいです。

2009年6月11日木曜日

本6

「みえないかたち」(吉岡徳仁 著)

デザイナー吉岡徳仁氏のデザインに対する考え方が分かりやすく書いてあります。

吉岡氏をデザイナーと呼ぶのを躊躇うほど、氏の活動は多岐にわたっています。

デザインとアートのあいだ。

もはや、そんな線引きは必要ないのかもしれない。


吉岡氏の書かれた文の間に、さまざまな人の文章が挿入されていて、

そちらもかなり興味深かった。

私自身が普段考えていたこととも共通するところがあったりして、

かなりスゥーと入ってくる本です。

2009年6月10日水曜日

本5

「公共性」(斎藤純一 著)

今やっている学校の課題に関連して読んでみた。

本来、「公共空間」とは、人種や階層、宗教を超えてすべての人が存在できる空間である。

それに対して、今の日本で通常考えられる「公共空間」とは何なのか。

公共=国、市 

といった概念を捨てさせてくれる一冊。


自分を存在させてくれるのは、他者の存在があるからだ。


本文の中にハンナ・アレントの文章が多くみられる。

ハンナ・アレントの著書「人間の条件」を以前読んでみたが、当時の私にはなかなか入ってこなかった。

もう一度読んでみようと思う。

2009年6月7日日曜日

ワールドカップ

ワールドカップ出場決まりました。

完全に負け試合だったけど、とにかく決めてくれて良かったです。

審判は何を考えてるのか分からないぐらい無茶苦茶なジャッジ。

日本の中盤は開始20分以降全く機能しない。

ディフェンス陣はひたすらクリアを繰り返す。

楢崎の孤軍奮闘。


こんな内容でよく勝った。

よく耐えた。

とにかく4大会連続出場。

ありがとうございます。

今日だけは、内容はどうでもいい。

とにかく、ありがとう。

残り1年、1歩でも前進して欲しいです。

とりあえず、ひと安心です。

2009年6月5日金曜日

本4

今日紹介する本は、

「はじめて考えるときのように」(野矢茂樹 著)

何かアイデアを出したい時、

どんな姿を思い浮かべますか?

きっと、ひとり部屋に閉じこもってウーンと考え込んだり、

あっちいったり、こっちいったり、ウロウロしながら考えたり。

そんな姿を思い浮かべるのではないでしょうか。


この本を読んで、「考える」ってそんな事じゃないんだって思えました。

常に頭の中に考えたい事を入れておいて、

普通に生活する。

より多くの場所、人、物事に出会って、

より変なものに出会って。

俗に言う、ひらめく瞬間を待つ。

ひらめく瞬間を求め続ける。


哲学的な箇所もありますが、すごく読みやすい本。

いつだって、はじめて考えるときのように、思考していきたいです。

peace.

you and i

2009年6月4日木曜日

建築と都市

ひとつの建築が、都市にとって何ができるか。


そんな事を考えながら、最近は毎日を過ごしている。

というのも、また新たに学校の課題が発表されたからである。

今回のテーマは、実在する大阪の都市に「私設の公共空間」をつくるというもの。

敷地がある場所は、目立った特徴はなく、俗に言う日本中どこにでもある都市の中の一角。

ここで建築が何ができるのか。

カオスと化した現在の日本の都市で、たったひとつの建築をつくる事。

それが何を意味するのか。

その建築が、都市に、人々に、どんなものを与える事が出来るのか。

たったひとつの建築が都市を変えてゆくきっかけになり得るのかどうか。


このテーマが与えてくれる課題は無限に出てきそうだ。


学校の講師陣は、何かアバンギャルドな、若者らしい発想を確実に求めている。

そんな期待に答えられるかどうかは分からないが、この機会にいろいろ考えてみようと思う。


peace.

you and i

2009年6月2日火曜日

安藤忠雄建築展



Tadao Ando 建築展「対決。水の都 ベニスvs 大阪」に行ってきました。

安藤忠雄氏が現在進めているベニスでのプロジェクト、大阪でのプロジェクトの展覧会。

大阪の約20mにも及ぶ模型は圧巻です。

その他にも、これまでの作品や現在進行中のプロジェクト模型もありました。

相変わらず安藤氏の模型は素晴らしいです。

基本的に木を使用した模型で、迫力満点です。

過去のプロジェクトの模型も、経年による色の変化で味が出てきてました。


毎週土日はギャラリートークがあるという事で、場内は人でいっぱいでした。

建築関係者っぽい人から芸術をやってそうな人まで、老若男女、たくさん来場してました。

トークの内容は、前日の講演会とほぼ同じ。

来場者の元気な学生からの「大阪の良いところは何ですか?」との質問に、

「ないです!」と安藤氏。

大阪人らしい問答もあり、面白かったです。


peace.

you and i