2009年7月28日火曜日

テンジンマツリ



先日、大阪の一大イベント天神祭に初めて行って参りました。

基本的にデカイ祭は人が多すぎるので、滅多に行かない私ですが、

友人からの誘いもあり、いっちょ行ってみました。


予想以上の人の多さです。

大通りはホコ天になってます。

川沿いの公園は人がいすぎて、人の川が出来ています。


でも、花火も見れたし、この人の多さも逆に非日常的で面白いと思いました。

たまにはデカイ祭もイイものです。


特に普段車でごった返しでいる大通りのど真ん中を、歩きながら花火を視るのはとても気持ちの良いものです。


リオのカーニバルは一体どんなのでしょう。

2009年7月25日土曜日

アベさん


3日前、元thee michelle gun elephant のギタリスト、アベフトシさんがこの世を去りました。

正直、数週間前にMJがこの世を去ったというニュースよりも、遥かに衝撃的でした。

僕にとっては。


ミッシェルに本物のロックを教えてもらい、

ミッシェルに憧れてギターを弾き始め、

ミッシェルに憧れてバンドを組んだ。

もちろんギターは、Fenderのストラトキャスター・カスタム。


僕の10代には常にミッシェルが、アベフトシのギターが、カッティングがあった。

あのカッティングがもう生では聴けないかと思うと、寂しいです。


彼が僕に与えてくれた影響は測り知れません。

きっと多くのファンがそうでしょう。


きっと今回のこの世での仕事が一段落したのですね。

心からアベさんに感謝の意を表したいと思います。


清志郎が死に、MJが死に、アベフトシが死んだ。

カート・コバーンをはじめ、才能ある人は早死にすることが多い。

それだけ濃密な時間を過ごした証かもしれませぬ。



アベフトシはこの世の最後のとき、


世界の終りがそこで見てるよと

紅茶飲み干して 静かに待ってたのだろうか。

パンを焼きながら待ち焦がれ、

やってくる時を待ち焦がれていたのだろうか。



2009年7月23日木曜日

異業種交流

一昨日髪を切りました。

切りましたとは言っても、整えたぐらいですが。。

私はここ8年間美容師の友人に切ってもらっておりまして、

今回も例のごとく切ってもらいました。

もう少し我慢して伸ばさないとダメみたいです。

理想のヘヤーまでの道は険しいです。


カット後、いつものごとく飲みへ。

何かナムルの旨い焼き鳥屋につれて行ってもらいまして、

名前は忘れましたが、東心斎橋です。

その後2件目はgreenというカフェにて。

友人の後輩T君も合流して乾杯。

T君とは感性が似てるみたいで、すぐ馴染みました。

その後何か美容師の女性2人が合流。

美容師4人対学生1人

当然レベルの高い業界話が繰り広げられ、一般人の私めは息を潜めておきました。

都会の美容師はなかなかのハイセンスみたいです。


その会話の中でのひとこと、

「都会の店と、郊外の店ではスピードとかサービスが全然違うねん。

郊外でのサービスを都会でやろうとするのは無理。」


なんか淋しくなりましたね。

ここにも資本主義という影が見え隠れしています。

田舎者の私としては、なんとかそれを両立できないものかなと考えてしまいました。


そして朝方3軒目。

アメ村のなかにある「新宿コルト」という店!!

激シブです!!

昭和レトロな店内に、イカしたマスター&音楽。

もう何時間でも居れそうです。

また一人で行きたいと思います。


そんな感じで、異業種の人と話をするのは良くも悪くも発見がありますね。

「ひらめき」というのは人と出会う事で生まれるのです。

2009年7月14日火曜日

Book 11

「ドリトル先生 アフリカゆき」(ヒュー・ロフティング 著)

僕の原点ともいえる一冊。

確か、小学1,2年生の頃、初めて自分で買いたいって思った本。

ある日動物と話す事が出来るようになってしまったドリトル先生。

そして一緒に暮らすたくさんの動物たち。

動物界で名医となってしまったドリトル先生が、謎の伝染病を治しにアフリカへと旅立つ。

その道中で、悪い大人、優しい子ども、優しい動物たちに出会っていく。


そう、まるで人生のように。

自分の信念をもつこと。

周りの人びと、動物、命あるものに優しくすること。

そうすれば、自分が困ったとき、きっと誰かが助けてくれるでしょう。

困ったときは、お互いさまさ。

モチツモタレツ。

そうすれば、きっと道は拓けるのさ。

2009年7月9日木曜日

Book 10

「国のない男」(カート・ヴォネガット 著)

約2年前、某大手ハウスメーカーで営業をしていた頃、仕事中にフラっと立ち寄った本屋で、何かに引き寄せられるようにして買った本。

カート・ヴォネガットという人物がどんな本を書いているのかも知らずに。

彼が最後に書いたエッセイ集。

買った当時は、ジョークが混ざりすぎていて何をいいたいのか良く分からない本やなぁと思っていた。


なのに、何故かこの本をまた読みたくなった。

そう買ったとき、惹きつけた何かが僕をまたこの本へと導いたのだ。


改めて読んでみると、まさに痛快!

一言、一言の裏に潜む、人間の本質みたいなものが、彼の魅力の奥深さを教えてくれる。

というわけで、すっかり彼の魅力にハマってしまいそうです。

これから彼の作品を読んでみたいと思います。



父が言った 「迷った時は、一か八かの勝負にでろ!」



2009年7月8日水曜日

Book 9

「都市革命」(黒川紀章 著)

これからの都市がどうあるべきなのか。

過去の失敗と、これからの課題。


黒川氏の建築はそこまで好きではなかった。

が、氏の都市に対する考え方には、自分でも驚くほど共感出来た。

文化と都市の関係、コンパクトシティ構想、生態系の再生…

そしてヨーロッパにおける広場の役割を、日本では路地が担っていたこと。



都市に対する課題を常に持ち続け、官の内部に入り込み、内側から変えていこうとしていたこと。

黒川氏が都知事選を戦ったことに、やっと納得がいった。

氏は都市を、日本を、世界を変えるつもりだったのだ。



2009年7月7日火曜日

コルビュジェ展

先日、東京・上野の国立西洋美術館で開催されているコルビュジェ展に行ってきました。

西洋美術館に特化した展覧会だったので、主に西洋美術館の設計当初の模型や図面が多く展示されていました。

設計時にコルビュジェは美術館だけではなく、3つの建物を計画し、アートコンプレックスのような場所を創ろうとしていたのが見てとれました。

遠い異国の地・日本での計画においても、コルビュジェの魂のこもった図面やスケッチ・模型はなかなかのものでした。


私が訪れた日には、建築家ヨコミゾマコトさんの講演会が同会場で行われていたので、聴講させて頂きました。

ヨコミゾ氏の富弘美術館とコルビュジェの「無限成長美術館」との関係、コルビュジェとミースの意外な共通点、西洋美術館が出来るまでのコルビュジェと日本側のやりとりなど、興味深い話を多く聞くことが出来ました。

形は違えど、文化の公園となった上野公園。コルビュジェの想いは少なからず受け継がれているようにも感じました。

それぞれの建築が別個に建っていき、少し無計画な感は否めませんが…

2009年7月1日水曜日

cave


学校の第二課題が終わりました。

今回の課題は「公共」と「私的空間」の関係性というものがテーマになっていました。

結果からいうと、全く納得のいくものになりませんでした。

自分なりに、公共や私的なものを考え、自分なりの答えは導きだしたのですが。

それが、建築や表現にするといった事が、全く上手くいきませんでした。


今回の敷地に、洞窟的な空間をイメージしていたのですが、

その空間と私自身が導き出した「公」と「私」の解答とが、全く関連できませんでした。

それは自分自身でも途中から感じていました。

自分自身がブレたままのじょうたいで進めていました。


今回の課題で得た事は、自分自身の信じる空間や提案が必要だという事。

「私はこの空間、建築が絶対素晴らしいものになる」という自信、もっと言えば過信・思い込みにも近いものが必要だという事。

その思い込みという情熱がなければ、決して納得のいく状態にはならないのでしょう。

その情熱は表現にも表れると思います。

情熱のない作品は、見た瞬間に分かります。

それはクラスメイトの作品を見て気付かされました。


今回の課題で、結果として納得のいくものにはならず、提出した後はかなり凹み、自分の才能やセンスを疑っていました。

が、こうして分析してみると、何かしら得たものはありました。

自分に足りないもの、必要なもの。


自分の才能を疑う必要はない。今のところは。

まだまだ勉強中。

失うものはなにもない。

自分の才能を、思い込んで。

今回の納得のいかない、悔しい経験・その中で得たものを今後に繋げるべきなのでしょう。


まだまだ思い込みが足りません。

前に進んでいくしかありません。