2012年3月18日日曜日

場所


友人がそろそろ家を建てるという事で、
友人宅にて奥様手料理を頂きながら、少し相談に乗ってあげた。

家を建てるのは勇気がいる。
色々決断していかないといけない。

友人夫妻とは高校以来の仲。

生まれ育った土地に割りと近い場所の土地を購入予定。
多分そこに決めるっぽい。
土地が決まっていれば、どういう風に建物を建てたり、
周辺との関係とか、細かいところまで相談に乗ってあげる事は出来るけど、
土地を買う段階だと何をアドバイスしてあげたらいいのか、
なかなか難しい。

というか、その土地に特に悪そうなところはなく、
むしろそこそこ良い土地な気もした。
駅に近いし、少し高台になっていて景色も良さそう。
地域への愛着もある。
強いていえば、宅地開発している不動産屋が一枚かんでいるから、
指定の工務店で建てないといけない事ぐらいか。
あと、「自由設計」をうたっているけど、
どこまで自由なのかという疑問。
その辺しっかり調べる事はアドバイスしておいた。

改めて思ったのは、
土地を決めるのってすごく難しい。
選択肢多すぎ。

事業用なら限られた土地の中から、
基本的に決めていくような感じだけど、
住宅となると無限に近い選択肢がある。

そいつの家を設計する事が、
俺の住宅設計第一号になる予定だったけど、
諸々事情が変わってしまったらしい。

だから、一緒に考えながら建てていこうと思った。
担当の不動産屋さんとか工務店の人からしたら、
嫌な客になるでしょうね。
あれやこれや聞いてやりますよ。

家を「買う」ではなく、「建てる」。
自分で建てるぐらいの気持ちで。

良い家にしたい。