金曜の藤村さんに引き続き、土曜日は森田一弥さんの講演会がありました。
森田さんの噂は前々から聞いていて、学校の先生からも面白い人だという事は聞いていましたが、森田さんがどんな考え方で建築に関わっているのかは正直知りませんでした。
京都の静原で事務所をされている事もあり、自然が好きなのかな…?なんて浅はかな事を思ったりしていました。
レクチャーのタイトルは「マイノリティー・インターナショナル」
僕の事前のイメージとは全く違う印象。
内容はというと…
メチャクチャ刺激的で興味深い!!
世界中では使われていないけど、世界のどこかで使われるもの。
普遍性と固有性の両方を持つもの。
左官職人でもある森田さんならではの素材に対するアプローチの仕方も聴けて、ものすごく面白かった。
そして世界を視野に入れた考え方をされていました。
抽象性の高い建築があまりにも多すぎるし、建築家も抽象的に建築を語る事があまりにも多いように思う。
抽象性とは違う建築の方法はないのか?
などと最近考えていた僕は、「素材」が1つの手段となり得るかもと漠然と考えていました。
伝統的な技術、素材の使い方を発展させていく森田さんの方法は、ものすごい魅力的で可能性を感じました。
レクチャー後の懇親会では、スペインとかサッカーを建築に関連付けた話で盛り上がって、ますます森田さんに興味が湧きました。
しかも、とある海外の建築家の事務所に紹介してくれると言ってくれたり。。。
めちゃくちゃテンションが上がって、その場で「お願いします!」と言ったものの、
その事務所で働く事、海外であることは、本当に僕が建築でやりたい事に繋がっているのか?
よく考えると、いろんな疑問が涌き上がってきました。
そもそも自分の立ち位置さえ定まっていないわけですが。
これは、もう自分だけでは考えがまとまらないので、今週は色んな方に相談なりしてみようと思います。
しかし、そんな事務所で働く事や、海外で働く事を今までは考えもしてなかったので、そういう事を考える機会を与えて下さった事に感謝しています!
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