2009年6月10日水曜日

本5

「公共性」(斎藤純一 著)

今やっている学校の課題に関連して読んでみた。

本来、「公共空間」とは、人種や階層、宗教を超えてすべての人が存在できる空間である。

それに対して、今の日本で通常考えられる「公共空間」とは何なのか。

公共=国、市 

といった概念を捨てさせてくれる一冊。


自分を存在させてくれるのは、他者の存在があるからだ。


本文の中にハンナ・アレントの文章が多くみられる。

ハンナ・アレントの著書「人間の条件」を以前読んでみたが、当時の私にはなかなか入ってこなかった。

もう一度読んでみようと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿