「公共性」(斎藤純一 著)
今やっている学校の課題に関連して読んでみた。
本来、「公共空間」とは、人種や階層、宗教を超えてすべての人が存在できる空間である。
それに対して、今の日本で通常考えられる「公共空間」とは何なのか。
公共=国、市
といった概念を捨てさせてくれる一冊。
自分を存在させてくれるのは、他者の存在があるからだ。
本文の中にハンナ・アレントの文章が多くみられる。
ハンナ・アレントの著書「人間の条件」を以前読んでみたが、当時の私にはなかなか入ってこなかった。
もう一度読んでみようと思う。
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