2009年5月26日火曜日

本2

今日読み終わった本は、

風の変様体(伊東豊雄 著)

透層する建築(伊東豊雄 著)

伊東氏がデビューから2000年頃まで考えてきたことが、よく分かります。

最後の文章が書かれてから、もうすぐ10年が経ちますが、今にも通ずる都市や建築の問題を再認識しました。

10年という時間が経っているので、伊東氏の考え方も変わっているとは思いますが、現在の考えに至るまでの思考の過程を知るという意味でも、興味深く読めました。

今、僕が考えていた事とも重なる部分もあったりして、自分の考えの後押しをしてもらえたような気もしました。

「Blurring Architecture」という言葉が印象的でした。

blurとは(インクなどが)にじむ、ゆらぐ、といった輪郭の曖昧な状態を指す言葉。

アーティストのblurのスタイルをも重なって、面白いなと感じました。

peace.

you and i

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