2009年7月7日火曜日

コルビュジェ展

先日、東京・上野の国立西洋美術館で開催されているコルビュジェ展に行ってきました。

西洋美術館に特化した展覧会だったので、主に西洋美術館の設計当初の模型や図面が多く展示されていました。

設計時にコルビュジェは美術館だけではなく、3つの建物を計画し、アートコンプレックスのような場所を創ろうとしていたのが見てとれました。

遠い異国の地・日本での計画においても、コルビュジェの魂のこもった図面やスケッチ・模型はなかなかのものでした。


私が訪れた日には、建築家ヨコミゾマコトさんの講演会が同会場で行われていたので、聴講させて頂きました。

ヨコミゾ氏の富弘美術館とコルビュジェの「無限成長美術館」との関係、コルビュジェとミースの意外な共通点、西洋美術館が出来るまでのコルビュジェと日本側のやりとりなど、興味深い話を多く聞くことが出来ました。

形は違えど、文化の公園となった上野公園。コルビュジェの想いは少なからず受け継がれているようにも感じました。

それぞれの建築が別個に建っていき、少し無計画な感は否めませんが…

0 件のコメント:

コメントを投稿