2009年7月8日水曜日

Book 9

「都市革命」(黒川紀章 著)

これからの都市がどうあるべきなのか。

過去の失敗と、これからの課題。


黒川氏の建築はそこまで好きではなかった。

が、氏の都市に対する考え方には、自分でも驚くほど共感出来た。

文化と都市の関係、コンパクトシティ構想、生態系の再生…

そしてヨーロッパにおける広場の役割を、日本では路地が担っていたこと。



都市に対する課題を常に持ち続け、官の内部に入り込み、内側から変えていこうとしていたこと。

黒川氏が都知事選を戦ったことに、やっと納得がいった。

氏は都市を、日本を、世界を変えるつもりだったのだ。



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