「都市革命」(黒川紀章 著)
これからの都市がどうあるべきなのか。
過去の失敗と、これからの課題。
黒川氏の建築はそこまで好きではなかった。
が、氏の都市に対する考え方には、自分でも驚くほど共感出来た。
文化と都市の関係、コンパクトシティ構想、生態系の再生…
そしてヨーロッパにおける広場の役割を、日本では路地が担っていたこと。
都市に対する課題を常に持ち続け、官の内部に入り込み、内側から変えていこうとしていたこと。
黒川氏が都知事選を戦ったことに、やっと納得がいった。
氏は都市を、日本を、世界を変えるつもりだったのだ。
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